掛軸ができるまで
① 肌裏打ち(1枚目)
本紙のしわを伸ばし、和紙を作品の裏側に張り付ける作業です。
② 切り継ぎ
手際よく、本紙と裂地をつなぎ合わせます。つなぎ合わせる部分ごとに決まったサイズがあり、全体のバランスが整えられます。
③ 中裏打ち(2枚目)/総裏打ち (3枚目)
切り継ぎをした本紙を一体化するために、中裏打ちをし、その後特殊な裏打ち用紙を使用して総裏打ちをします。
④ 仕上げ
軸棒、軸先、八双(半月)、風帯を付け、カンを打ち、丹念に仕上げます。